内モンゴルの資源   

 
宿泊地の到着した時には既にヒツジの解体が始められていた。 
血は腸詰に使われる、主婦はゲルのかまどで調理にとりかかる。 
   
 露天掘りの石炭と思われる。 石炭はベルトコンベアで運ばれ、貨車につまれる。 
 
石油が採掘されている。   風力発電も盛んに行われているようである。
 
レアアースも豊かということで、採掘される草原に居た住民の生態移民集落、酪農への転向が勧められたそうだ。 
内モンゴルとは   
 モンゴル=蒙古といえばチンギス・ハーンである。1206年に大モンゴル国が誕生したが、1368年、元は明に滅ぼされた。そして1947年に内モンゴル自治区が成立している。一方、1911年に北部モンゴルは清朝から独立宣言をし、1992年にモンゴル人民共和国に改編された。
 そもそも、内蒙古も外蒙古もともにモンゴル人の国であるが、内蒙古は中国主権の国となり、外蒙古はロシア・ソ連との関係が深いために国として分かれている。その原因は日露戦争で内蒙古は日本の勢力圏とされ、ロシアの影響から外交的に除外して日本⇒中国へと引き継がれたことによる。
 日本との深い関係があるようである。

 
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